記憶の彼方になる前に

OSK日本歌劇団と宝塚歌劇団を観て忘れる前の記録

ファントム みた

宝塚歌劇団  雪組

「ファントム」(東京宝塚劇場)

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またまた宝塚。

チケ難というウワサだったから諦めていたんだけど(いや、最初から努力してないだろ…)お誘いいただき観劇。

なんと役替わり2バージョン見られた!

 

以前 日生劇場で「ラブ ネバー ダイ」見たことがあって、ネタバレするから言わないけど、1幕終わった時、ショーゲキのストーリー展開にショックのあまり椅子から落ちた私であります。

(よく落ちそうになってるよね)

 

宝塚なのでひたすら夢の世界。

映画で見たファントムのおどろおどろしさとか、生々しさなし。

宝塚歌劇なのでどこに力点をもっていくのかっていうと

醜くく生まれてしまった男(宝塚なので美しいんだけど…)の苦悩とか(顔の傷は猫の引っかき傷程度)父と子の愛憎とか(神社の境内で猫を飼う的な子育てながら愛多め)クリスティーヌの愛のためらい(じゃあエリックの顔見て逃げなくてもいいのでは?)とかが泣き要素となるんですね。

そして宝塚のファントムは意外と性格がかわいい。(だいもんの役作りが?)

このくらい観客に寄せてこないと美しく楽しくないということか…

役がわり見られて2人ともアラン・ショレの方が楽しそうにやっているなぁ。

(作り甲斐のあるキャラだもんね)

カルロッタは役かわりがあってもいいんじゃね?と、思ってしまった。いや、舞咲さんの他に誰がやるの?と聞かれても困るんだけど…(美穂圭子さんとか?)

良曲ばかりのミュージカルなんだけど、役が少ない…売り出し中の若手が出てきようがなくてお気の毒…

若手ファンの皆さんは次の分割公演に期待しよう!

(わたしゃ見る予定ないけど…)

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音楽もオペラ座が舞台だから序曲があったりしてオペラっぽくてゴージャス。

指揮の西野先生が3時間頑張ってくれている。やっぱり西野先生の指揮は音楽がイキイキしてるよ!西野先生指揮の伴奏だけでご飯が3杯食べられる!

 

 

 

夕べの夢は消えゆくばかり

 

OSK日本歌劇団 / 円卓の騎士

 ( 東京 銀座博品館劇場 )

 

 OSKと荻田浩一のコラボももう3回目。

「Stormy Weather」(2015)  「ハイダウェイ」(2017)に続き満を持してミュージカル(歌劇)での登場。ついに来た、とうとう来た。

 

 

実はアーサー王伝説ってよく知らないんだけど、知っていたら「イメージと違う!」ことになるのが怖かったので、 あえて下調べせず、オギー世界の住人となったOSK精鋭メンバーをピュアな心で観劇しました。

 

 まだ魔法使いと妖精がいた頃のお話。

OSKミュージカルにしてはふわふわした設定を、この小劇場でどう扱うのか?

セリもなけりゃボンもない…場面転換できない舞台を、暗転無しが売りの(?)演出家 荻田浩一が魔法をかけてくれた。

 

アーサー王伝説って勇猛果敢な王の武勇伝なんでしょ?勇ましい主人公にオギーがするはずがない…と思っていたら、武勇伝の裏にある悩みそして自信のない屈折した青年のお話。

いいぞ!

陰あるアーサー王を「陽」が芸風の楊琳が演じる。愁いを帯びた芝居とロン毛がおステキ。

前半は状況説明のセリフと状況説明歌が多く、歌〜♪をボーっと聴いてると話に乗れなくなって行く。気をつけねば。

舞美グィネヴィアが肝っ玉ありげな妃。そうか、この時代だとキリスト教は西から来た新興宗教なのか…ランスロットとの不倫ネタはおとなしめ。

ランスロット、押し出しよくてカッコいい!グィネヴィアをとの関係は「姉のように慕っている」ように見えちゃった。なんですかね?学年差のせいですかね?

歌は当然のごとくうまかった。立ち姿もサマになって〜

諸悪の根源(という設定)、魔法使いマーリン(500歳なんだって!千秋楽でタネあかし)・愛瀬光はビジュアル麗しく重みのあるお芝居ぶり。

「見た目の通りのお歳ではありますまい」グィネヴィアに突っ込まれてる。けど登場人物から見えていたり見えていなかったり。持っている杖がコツコツ音をさせないのでふわっと浮いてる感あり。うーん、ファンタジー

 

アーサー王瞼の母・湖の乙女(決して魔女とは呼ばせない!)朝香イグレインも同様にアーサーに見えていたり見えていなかったりファンタジー感あり。

OSK内のオギーのディーバ・城月モルガン渾身のオープニングソング歌唱に魂を揺さぶられ軽くノックアウト。(いやまだ物語始まったばっかりだから!)

城月モルガンの一度の挫折と引きこもりと粘土いじりで(本人談)物語にアクセルがかかって国が亡んじゃうんだから大変なことだ…裏ヒロイン…

麗羅リコちゃんの風の精霊シルフィード。元の声が若干アニメ声なせいかファンタジー要員として物語をよりフワフワさせてくれた。さすが適材適所。精霊なので登場はしているけれど誰も見えてない設定なんだよね?(歌の歌詞にもある)

舞台の上を自由に飛んだり跳ねたり楽しそう。得意のダンスで臣下と踊っているけれど誰よりも男前なのはOSKだから。

今回、なにを驚いたって実花モードレッド!!!土いじりより誕生し「秘儀中の秘儀」(日常で使ってみたい言葉…)の魔法でできた人造人間という設定(関節カクカクダンスがお上手!!)。二幕からの大活躍!あんなももちゃん見たことない!ビックリした~!センターでピンスポ浴び堂々たる歌唱。ただのかわいこちゃん娘役と侮るなかれ。

こんな日がくるとは…おばちゃんはうれしい。劇団よ、これから彼女をヒロイン格で使って欲しいと心から思った。

堂々とした敵っぷりにビックリしすぎて椅子から落ちそうになりました。

 

 1幕最後の臣下(壱矢ゆう、椿りょう)の歌にもビックリ!あんなに歌えるのか!知らなかった。(気になる方はDVDを買ってチェックしてみてください…)

 

主要人物は皆一曲は持ち歌(?)があったが、結構な難曲だったのに歌えていた。(特にハモリが難しそう…)

歌に関して普段は怪しげな方ですらクリア。大きな花マルを進呈したい。

一体何があった?と思ったら歌唱指導が元宙組の天羽珠紀さんだった。私は天羽さんの歌唱指導でOSKは歌唱力が向上したと勝手に思っています。(劇場内でお見かけしたので心の中で拝みました…)

 

最後、モードレットとの戦いで傷つき「僕は…死ぬのかな?…」と呟いたアーサーは(この場面はモルガンもアーサーも泣いていたよね…)モルガンの魔法によって小さな命に変わる…のが、萩尾望都のSF漫画「スターレッド」を思い出したりして。

 

1幕は状況の説明歌とマーリンの野望説明が多かったので正直ダレましたが、2幕は一気に物語が走り出し瞬きする間もないほどでした。

そして最後に燕尾とドレスのフィナーレ。オギーはどんな舞台でもいつも最後はショーをつけてくれてお得感がうれしい。OSKなのでそこは流れるがごとく美しく。娘役がセンターで踊っちゃうのもOSKならでは。振り付けの先生方、わかっていらっしゃる。

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博品館劇場公演、 終わってしまい虚脱感が…

みんな塵となり空を舞って消えてしまったけど、3月は「春のおどり」だ~! 

 

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抽選に当たった〜

 

 

 

観劇はじめは「ON THE TOWN」

宝塚歌劇団 月組

「ON THE TOWN」(東京フォーラムC)

 

今年は観劇したら記録を残すぞ!

ということで…

 

珠城りょう、ありちゃん、おだちんのセーラー服に萌えました。

 

ストーリーは決まってるから仕方ないけど、濃厚な絡みもなくなかなか登場しないヒロイン…

新トップ娘役売り出し公演なのにいいのかな??

 

脇はみんな上手。大安定のナイスミドル輝月ゆうま、白雪さち花姉さんに歌わせておけば間違い無い(さち花姉さんだけ歌が異次元)随分年増女の上手い女役だなぁと思ったら蓮つかさ…

晴音アキの無駄遣い、娘役修行中天紫珠季があれだけ??と、思うといや他にもっと何かやりようが…ギギギ〜(ハンカチをくわえ嘆く音)

 

指揮が甲斐正人先生、ダイナミックなシンフォニック、バーンスタイン節が冴え渡ってました。

バーンスタイン生誕100周年イヤーだったから選んだ演目なのかしら?

月組生一丸となって頑張っていたけど、演出がなーんかとっちらかってた印象が…

 

 

これ、OSKでもっとコンパクトな劇場でみてみたかったなぁ…

上島雪夫先生演出で。

シンフォニックな生演奏は諦めるとして。配役は浮かぶの。笑。言わないけど。

きっとシンプルにちゃきっとオシャレにまとめてくださるに違いない。

 

 

2018年まとめ

ブログに書いてない作品多数…

(私の感想なんて自分で読んでも面白くもなんともないから余程気持ちが盛り上がらないと書かない)

 

今年は宝塚に関しては自らチケット取ったのは1回もありません…誘われたら行きます的観劇。故に2階B席多数…

 

「エリザ…」は東西チケットとれず、ライブビューイングも日程が合わず不観劇。残念…帝劇いけるかな?

 

OSKは「桜の会」に入ってるので自らチケットを取り、できるだけ友達を誘ってみています。桜の会のチケットには言いたいことがないわけではないんだけど、OSKがなくなったら嫌だから続けています。とにかくOSKには続いて欲しい。その気持ちだけです。

 

宝塚の作品でよかったのは「バッディ」

宝塚のショーのセオリーを守りつつ、今まで見たことないものを見せてくれた。

暗転のほとんどない、舞台上の同時多発がうれしい。オギー好きとしては別な人が使うとまた違うものができるってわかった。

(どうでもいいけど、バッディ見た後、OSKの「stormy weather」のDVDみちゃった)

今年の発見は宝塚 月組男役の風間柚乃

男役としてはちょっと小柄みたいだけど、勢いがあってよかった。最近のジェンヌさんからはあまり感じられないガツガツした芸への欲を感じる。そこがいい。

お父さんプロゴルファーなのね。こないだTVで見たけど、お姉さんの夏目雅子にも娘のおだちんにも似てる感じなし。

痩せれば似てるのかな?

 

一方OSKは真麻里都の退団公演がよかった。本歌取りが成功して本家よりよかった(そう思う証拠に、私は本家の「街灯に寄っかかって」の場面でいつも寝てしまうのだが、こっちでは寝なかった←大した証拠ではないか…)

これからOSKで若手公演で再演を重ねてほしい作品だと思いました。

(タップに関してはその時の主演者の得意技でいいのではないかと…)

真麻退団は大変惜しまれるが、そのあと退団者が出なかったところを見ると、劇団の経営的事情と本人の事情が一致した結果なのかな?と勝手に推測。そう考えるとあきらめもつく。

「もう男役はやらない」という発言もあり、潔さがカッコいい!

「OSKにいたおかげて社交的になった」という発言もダンスの好きな内気な少女の舞台人として大人の女性として成長した物語を感じました。

宝塚ではまずお目にかかれないダンサー・舞台人でした。

 

「Crystal passion」の白燕尾の場面からイヤ〜な予感がしていたのが当たってしまいました…またどこかで会えるといいな!(そんなひとことじゃ済まないけど)

 

OSKの発見は穂香めぐみちゃんかな〜

OSKらしい娘役さんになってきて頼もしい。

あと、柚咲ふうちゃん。最初芸名見たときは星組ファンか〜(゚ω゚)と思ったけど、最近OSKに馴染んできた気がします。どんな公演でもいい、そろそろヒロインやらせてください。根性ありそうよ。

 

OSKの宝塚化を嘆く人がいるけど、復活したOSKしか知らないのでなんとも言いようがない。宝塚がビジネスモデルとしていい見本なのなら真似をするしかないのかも?私はレビューが好きだけど、世の中はそうじゃない。ミュージカルを求めているんでしょう?SKDはそれが出来なくてなくなったんでしょう?だったらOSKがミュージカルを上演することには意味がある。ミュージカルがOSKが残る道になるならそうした方がいい、と思っています。

 

来年もボチボチ観劇する予定…

また新たな発見と出会いを求めて更年期でヨロヨロなんだけど(更年期っていつ終わるの?)劇場に足を運びたいと思います。

 

 

 

 

 

 

白い手

テキトーな観劇の私でもたまーーーーにごく稀に「演者の方と握手、もしくはハイタッチ」的なことになってしまうことがある。

 

(小声:実は舞台の上の人との握手ってあんまり好きではない…)

 

日々芸事に真剣に向かい合う修験者のような演者の方と手が触れる、、、「夕飯は毎度テキトーでいいや!」という私のような者ですよ…申し訳ない気持ちになり、どうもすみません…ごめんなさい的な卑屈というかネガティブ発想になってしまう。気が重くなる…

 

たまたま通路側の席で客席おりがあったりとかだと熱いステージに水を差すのは如何なものか?との思いからついハイタッチの手を挙げてしまうとか、「終演後は出演者のハイタッチでのお見送りがあります〜!」とか言われてハイタッチしないと劇場から出られない〜とか…

もう身体中の血の気が引く思い。

頑張ってる人に顔見られたらツラいのよ頑張ってない私はさ!

…勘弁してくれ…

 

長々書いてきたけど、結局握手なりハイタッチなりをする。そして気付く。。。

出演者の方々ってみーんな「手が冷たい」のよ。なんで?

私の手が暖かすぎるのかしら?

(手に汗かくタイプではない)

舞台のみなさんは歌ったり踊ったり大声で台詞言ったり階段降りたり大運動してるんだから身体が、ましてや指があったまりそうなもんだけどね〜

このことがいつも不思議でならない。

妙齢の女性に手が冷たいっていうのも失礼かな?と思うと不思議だけど聞けない。