記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

ハンナのお花屋さん

宝塚歌劇団 花組公演
「ハンナのお花屋さん」/赤坂ACTシアター

今日は宝塚の師匠と花組の「ハンナのお花屋さん」観劇。

色々な社会問題(移民問題とか?)がぎぎゅっと詰め込まれている作品…て、言えばいいんですかね?(誰に聞いてるんだ?)


今日は「はいからさん…」チームご観劇でちょっと得した気分でした。

桜の会から

退団者が続いていますねぇ。。。

 

今月は私の誕生月なのでOSKの「桜の会」から誕生日プレゼントが届いた。

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麗しのトップスター様のクリアファイル。

トップ様と目があった錯覚を覚えます😃

いつもながら勿体無くて使えず…(^_^;)

昨年は序列上位5人が表紙のノートでした。 

 

桜の会に入っていると、誕生日プレゼントの他に桜の会の会報「SAKURA TIMES」が送られくる。(年に3回くらい?不定期発行)

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謎多き?歌劇団・OSKとつながる唯一の紙媒体(表紙含む全12ページ程)。

この冊子のためにずっと入り続けていると言っても過言ではない(大げさ)。

 

毎号スター格の劇団員インタビュー掲載。どなたがインタビューするのか知らないが、質問が的確で読みやすい。劇団員の個人史と個性を引き出してると思う。興味深く読めます。他にイベント参加紹介、新入団員のプロフィール紹介もあったりする。

(今年は「FACE」が出たからどうなのかな?)

あと、年賀状が届く。

劇団員さんの一言メッセージ付き。2年連続でメッセージ書いてくれた劇団員さんが次々退団したのでドキドキしてるところ😢

他にも公演チケット優先予約があるけど、これはどうなんですかねぇ?

 

誕生日で浮かれて(ホントは浮かれるような歳ではない)つらつらファンの皆さんならご存知のことを書いてしまいました。

失礼しました〜

 

 

 

 

 

「わたしを離さないで」

私が読んだことのある唯一のカズオ・イシグロ作品。

ノーベル賞ですって〜

小説を読んで面白かったので、映画化(アメリカ映画・キャリー=マリガン主演)されたのを観に行った。

 

蜷川幸雄演出で舞台になったのも観に行った。

上演時間4時間。主演・多部未華子。蜷川演出の芝居は上演時間が長いということをその時知った…。

その後、TBSテレビでドラマ化(綾瀬はるか主演)されたのも全部見た。

 

この小説は一見そうは見えないけど実はSF小説

という事に気付かないまま読み進めていっても全く不自然さを感じられない、そのくらい作品の中の世界がしっかりと構築されている。

小説って人が作りだした「ウソ」なのが透けて見えちゃうのがどうも苦手だったりするんだけど、この作品には作り物の「ゆがみ」が感じられず、登場人物達と立場も考え方も違うのに感情移入できる。

 

当時小説にどハマりして映画、舞台、ドラマと全部観た。

ノーベル賞記念にブログにしてみた。

 

輝きはつづく

「いつまでも いると思うな 歌劇人 」を痛感しました。

娘役スター 恋羽みう 退団発表。

ショック〜〜(;o;)泣きたい〜〜

 

劇団発表が「スター」扱いなのが嬉しくもあり退団が悲しくもあり。

どうすりゃいいんだこの気持ち。

 

大学中退後、OSK に入られたとか…

研修生の時のラインダンスの映像を見たことがある。

恋羽さん首席の83期は研修生なんだけど既にプロだった…

 

ヅカの師匠が言ってた「娘役は惜しまれるくらいがちょうどいい辞めどきなんです!(力説)」の言葉が頭の中を渦巻いています。

そう思って気持ちをこらえよう。

 

OSKのスター は「芸を積み重ねてきた自己発光力」を見せてもらってる気がする。

素敵な輝きを見せてくれてありがとう。

とはいえ、まだ退団したわけじゃないから、これからも輝いていただいて全然OKですので!

 

退団後、何をするにしてもOSK での経験を心の糧に心豊かないい人生を歩んで欲しい。凛と前を向いて。

 

父の遺品

父は物を持たない人だった。

お札は運転免許証に挟んで小銭はポケットに入れっぱなし。財布というものを持っておらず、そしていつも手ぶらだった。

ハンカチ代わりのタオルを腰からぶら下げて、時にはそれがハチマキになった。

いつもサンダル履きで靴は滅多に履かなかった。

 

父が亡くなった時、「お父様のお気に入りの物を棺に入れてください」と葬儀屋に言われたが、入れる物が何も無くて家族一同とても困った。

仕方がないので、タバコと時代劇が好きだったから本棚から「鬼平犯科帳」の文庫本を引っ張り出してきて棺に入れた。

 

父の死後は父の幼馴染達が「一緒に居たいから形見分けが欲しい」と言って父の衣類を殆ど貰ってくれたので少ない服もすぐになくなった。

さすがに肌着類は処分したが、主な遺品はサンダルとお札入れ代わりの免許証、腕時計だけ。

 

元々物を持ってないから私達遺族が遺品処理に悩むことも、大量にゴミを出すこともなかった。

 

父は50代で体調を段々と崩し、70手前で亡くなった。

物を持たない結果として自分の身じまい(今は終活っていうのかな?)をキチンとして亡くなったと思う。見事としか言いようがない。

 

身内や友達、地域の人との繋がりを大切にする人だった。だから物がなくても平気だったのかもしれない。