記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

大震災のおもいで

23年前は関西に住んでいた。

当時住んでいたのはマンションの3階で、揺れと同時に青白い光がパチパチっとしたのが見えた。電線がショートしたのだろう。

揺れが収まってから、電気、ガス、水道、電話が使えるか確認し、まず夫と自分の実家に「今、大きな地震があったけれども、家族はみんな無事」と電話で告げたが、まだ詳しい報道がなかったようで親達は「何言ってるの?」と言いたげだった。あとあと、テレビのニュースを見てみんなビックリしたそうだ。

家族の無事をを確認してから夫は会社が心配だと言って飛び出していった。

 

それから1週間、私達家族を心配した人達がいくら電話をかけても繋がらなかったそうだ。

(緊急の用事がある人がたくさんいるはずだと思って私からは電話を使わなかった) 

関西と言っても神戸付近ではなかったし、郊外だったのでテレビで見るような大変な事態にはならなかった。

家の壁掛け時計が落ちて壊れた程度だった。他にも色々壊れたけど、命があるからそれでいいんだ。

ライフラインがちゃんと使えたので避難もしなかったし、わりと普通に暮らせていたと思う。

あの地震で人生がまるでかわってしまった人、沢山いるんだろうなぁ。。。

 

あのあと、時は流れて住まいもかわり、今度は「東日本大震災」に遭うわけだがその時の話はまた今度。