記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

青いバラの妖精を見た

宝塚歌劇団 花組

(東京 東京宝塚劇場)

Musical『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』
作・演出/植田 景子


レヴューロマン『シャルム!』
作・演出/稲葉 太地

 

トップスター退団公演が続く…

青いバラの妖精…観劇後「青い薔薇のトート閣下⁇」などと不謹慎な感想を持ってしまった…

「わたしは…青いバラの妖精…」なーんてセリフをサラッとあくまでサラッと言える方…ヒトじゃない役の似合うお方…

青いバラの妖精…それは明日海りお

オープニングその他、美味しいところを音羽映美が持っていく…(役名がミス・ミステリアスですと…これまたすごい名前……期待に応えるクオリティだから許されるものではある。今回で退団とのこと。お疲れ様でした。それにしても背が高かったのね)

話は前回(「ハンナの花屋さん」)に続き環境問題とか〜公害とか〜

まーた植田先生の社会への問題提起でた〜

宝塚歌劇なのになーんか言いたいんだなこの人…などと思ってしまい

不謹慎な感想ばかりですみません。

 

退団の城妃美怜が大人な役。シロキミちゃんが大人の階段爆上がりでおばちゃんはひとり涙。

ミナミマイトは相変わらずの身体能力の高さでダンサーな庭師(失業した後はなにしたたのかナゾ)。

青いバラの精の手下?の娘役2人が「ザ・ピーナツ」に見えてしょうがない(古くてすみません)その他手下の皆さんは「白いトートダンサー」と勝手に思っていました…

ユズカレイがなんで妖精見えるのか謎のまま。新トップ娘役のハナユウキはお芝居ならできるのね〜(おばあさんの役なのにみょーに芝居が熱い)

 

ショーは、オープニングのフルフルハナちゃんはかわいいのでいいとして、若手男役5人はなんだったのか…夜のパリの街を探検する若者たち?(そのまんま)

オープニングのお衣装ステキ〜黒と紫がゆらゆら黒の羽扇妖しく揺れる空間に赤くて熱い明日海さま!孔雀の羽しょって!

空間の使い方が良く(宝塚のショーの基本型なんだけど)熱さと妖しさが相まって稲葉先生のショーで初めて良い〜と思った。

明日海りおのアドリブ、最後だもの。

私が観劇した回はきりやんとねねちゃんが来ていたのでいじっていました(いじる人がいるとラクそう…)