記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

ありすぎな観劇

ある時、生まれて初めて宝塚の「風と共に去りぬ」を観劇していた。

 

物語の序盤、登場人物の1人がドアを開けて入ってくるシーンで、ドアを開けると同時に「愛のあいさつ」が流れてきた。BGMなんだろうと思ったら誰かの携帯着信音だった…(電話出て喋ってるし…)

 

物語はすすみ、1幕も終盤、集中してみていたが、な〜んか音楽に違和感が…超音波?耳鳴り?ん?ん?もしかして超音波が隣から聞こえてる⁇⁇

…なんと、隣の席のご婦人がスター様の歌と一緒にハミングしていたのだった…(もちろん知らない人)

幕間に一緒に行った友人から「歌ってた⁈」友人のお知り合いにまで「口ずさんでた⁇」と聞かれ辟易…私じゃないよ〜隣の人だよー初めてみたのに歌えるわけないでしょ〜

 

気づいてからお隣の方をジッと見つめたら歌わなくなった…ということはなく、やっぱりハミングしてた。お好きなんですねぇ….

やれやれと思いながらも物語はすすみ、レッド・バトラー様が去って行く、タメの芝居、シーンとしたクライマックス!のところで

「カラ〜〜ン‼︎」

空き缶が転がる音が場内に響きわたる…

 

タカラジェンヌの皆さんは何事もなくお芝居してましたけどね。わたしは何事ありすぎな「風と共に去りぬ」初観劇でした…ああ疲れた…