「ファントム」(東京宝塚劇場)
またまた宝塚。
チケ難というウワサだったから諦めていたんだけど(いや、最初から努力してないだろ…)お誘いいただき観劇。
なんと役替わり2バージョン見られた!
以前 日生劇場で「ラブ ネバー ダイ」見たことがあって、ネタバレするから言わないけど、1幕終わった時、ショーゲキのストーリー展開にショックのあまり椅子から落ちた私であります。
(よく落ちそうになってるよね)
宝塚なのでひたすら夢の世界。
映画で見たファントムのおどろおどろしさとか、生々しさなし。
宝塚歌劇なのでどこに力点をもっていくのかっていうと
醜くく生まれてしまった男(宝塚なので美しいんだけど…)の苦悩とか(顔の傷は猫の引っかき傷程度)父と子の愛憎とか(神社の境内で猫を飼う的な子育てながら愛多め)クリスティーヌの愛のためらい(じゃあエリックの顔見て逃げなくてもいいのでは?)とかが泣き要素となるんですね。
そして宝塚のファントムは意外と性格がかわいい。(だいもんの役作りが?)
このくらい観客に寄せてこないと美しく楽しくないということか…
役がわり見られて2人ともアラン・ショレの方が楽しそうにやっているなぁ。
(作り甲斐のあるキャラだもんね)
カルロッタは役かわりがあってもいいんじゃね?と、思ってしまった。いや、舞咲さんの他に誰がやるの?と聞かれても困るんだけど…(美穂圭子さんとか?)
良曲ばかりのミュージカルなんだけど、役が少ない…売り出し中の若手が出てきようがなくてお気の毒…
若手ファンの皆さんは次の分割公演に期待しよう!
(わたしゃ見る予定ないけど…)
音楽もオペラ座が舞台だから序曲があったりしてオペラっぽくてゴージャス。
指揮の西野先生が3時間頑張ってくれている。やっぱり西野先生の指揮は音楽がイキイキしてるよ!西野先生指揮の伴奏だけでご飯が3杯食べられる!