記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

「DELIGHT」栃木県真岡市公演を見た記憶

DELIGHT/ OSK日本歌劇団

  (桐生麻耶 城月れい 登堂結斗 

       唯城ありす 空良玲澄)

前回の「ZAZZY」から5年、再び桐生麻耶が故郷栃木県真岡市に隣の益子町出身の空良玲澄を連れて帰ってきた。

5年の間にトップスターになったり専科になったり移動はあったが、OSKに在団しているのはまずはめでたい。

在団してなきゃOSKとして公演できないからね。

空良玲澄は前回は学校生だったが、今回は最若手としてフレッシュな空気を運んでくれた。

前回の一日3公演→2日4公演

会場は同じだが、舞台は広くなり(リノニウムが貼ってあった〜)ホリゾントと照明が増えて、(スピーカーも大きかった)前回よりもかなり豪華な舞台になった。

小ホールがなんか豪華になってる…

構成としては「DELIGHT」と「登堂結斗ライブ」を足して「DELIGHT」寄りにした感じでした。

 

 

 

 

 

レビュー春のおどり」を観た記憶

レビュー春のおどり

第一部 レ フェスティバル

第二部 Go to the future

OSK日本歌劇団/松竹座(大阪)

                          新橋演舞場(東京)

 

桜は咲いてない2月だけど「春のおどり」が見られて嬉しい。

 

今回は一部も二部も洋舞ということで、「コロナ対策かな?」と私は思いました。

和物だと着付けとかで人が増えるから感染が…

前回何回か中止になっていたしね、洋舞で保険をかけたくなったのかなと勝手に想像…

次回は和物ショーを是非❗️

 

第一部は85期(華月奏、城月れい)と89期(千咲えみ、翼和樹)の「同期ならび」が楽しかった。

私がOSKを観始めた頃デビューの89期のならびを観て、なんだか随分遠くまで来ちゃったなぁ…(実際は10年ちょっとですわよ)ひとりでお母さんのような気持ちになっていた。

89期って日生劇場デビューだったんだよね。今思えばすごい。お衣装は黄緑色のダルマでした。ラインダンスの曲は「ウォーターメロンマン」(どうでもいい情報)お母さんはなんでも覚えてるよ!(ウソですお母さんじゃありません)

ホントは穂香めぐみと3人でここまで来て欲しかったなぁ…

 

 

 

 

止まることを知らぬ妄想

原田某のセクハラパワハラ話が宝塚界隈から流れて来た。

OSKファンとして私の妄想、それは原田某が宝塚をクビになり、流れ流れてOSKショーの作演出をしたらどうするんだろ?💧ということです。(止まることを知らぬ我が妄想よ…)

やらせると上手に作れちゃいそうだからな〜賞貰ってるんでしょ?

私はそれを受け入れられるのだろうか…?

上手く出来てて客が呼べれば納得しちゃうかも〜(コラコラ)

 

 

 

 

夏の花組観劇

宝塚歌劇団 花組

ミュージカル

巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜

生田大和 作・演出

 

結果的に9回しかやらなかったという東京宝塚劇場花組公演を観ました。

今思えば貴重な観劇でした…オレみたいなのが見ちゃってごめんなさい…

 

柚香光がリストで、水美舞斗がショパンでVISAガール永久輝せあがジョルジュ・サンドってことだけアタマに叩き込んで観劇。

 

なんか、格調高いの〜

リストが当時のピアノ界のアイドルで、彼がピアノ弾いただけで失神する女性がいた…なーんてエピソードがあるくらいだから、作演出の生田大和先生は花組のイケメン柚香光にリストをやらせたかったんだろうなぁ…

劇中にさぞかしクラシック曲がバンバン出てくるんだろうな、(版権切れてるから使いたい放題だぞぉ!)と思ったけどそんなでもない。

設定は近代(作曲家の写真が残っていれば近代だと思ってる筆者)とはいえ、ドレスの時代なのでコスプレ劇。で、ヒップホップ踊らせたり、なんならラップまであって、帝劇の「モーツァルト!」に対抗してんのかな?なーんて思っちゃった(「モーツァルト!」観たことないけど)。

 

話は90分で破綻なく出来ていて、生田先生の力量なら話を広げて一本物に出来そうな感じでした。

もっと名場面、名ナンバーができれば宝塚歌劇の再演物になれるのでは?って思いました。

もっと上手くやれば帝劇持っていけるとも…

知らんけど

 

顔はいい、ダンスも上手い…しかしいかんせん歌が「…」な柚香が音楽劇…

あの素晴らしい宝塚劇場の音響をもってしてもセリフが聞き取れない部分もあり、更なる精進を期待したい。

 

後で知ったんだけど、舞台に置いてあるピアノ、チョー高級品なんだそうで…

(高いピアノはスタンウェイとベーゼンドルファーしか知らない子です)

さすが宝塚歌劇…格調高い…

 

感心はしたけど、こんな格調高くてどーすんの?とも思う庶民派筆者であります。