記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

OSK日本歌劇団研修所発表会の配信を見た記憶

OSK日本歌劇団研修所発表会

(大阪 Brooklyn parlor)配信

 

常々一度見てみたいと思っていた研修所の発表会の配信があるとのことで見てみました。

 

OSK日本歌劇団研修所」ここで2年間の修行をしないとOSKには入団できない…

(さらに入団試験突破いう壁が…)

研修所発表会、観るのは初めて。どんなものなんだろう。

 

劇団のピンクの着物、緑の袴姿の口上(今思えば、「これから入団するからよろしくお願いします」的な事を言っていたような気がする…)の後、2年生のさくらボレロ日舞から始まり、1年生の日舞、クラシックヴォーカル、ポピュラーヴォーカル、ショートストーリー(短いのにちゃんとオチがあって面白かった!)、バレエ、ジャズダンス、男役娘役のコンビネーションダンス、最後は2年生の群舞が圧巻。フィナーレは全員の「虹色の彼方へ」。1時間弱にギッシリ詰め込まれてあっという間に終わった感じ。

1学年10人いた頃もあったはずだけど、毎年入所人数はバラバラなんだよね。

(最近はスタイル重視とか…)

2年生5名、1年生4名。

いかんせん人数が少ないので(98期、いつのまにか1人減っていた…)ひとりひとりの技術が見られる。学年関係なく9人全員野球(人数的にも野球)でやり遂げなければならない舞台。

ブルックリンパーラーの舞台はそんなに広くないけど、舞台の広さに関係ないパフォーマンスを見せてなんぼの昨今のOSK、研修生とてこれをこなせないと。(でも、もっと大きい舞台で見てみたかったな…でもそうなったら配信はきっとないわけで〜ジレンマ)

 

おばちゃんはフィナーレの「虹色の彼方へ」のあたりで画面を観ながらウルウルしてしまった。若い人の緊張の中の懸命な姿は美しい。

(ウチにも同じくらいの年齢の子どもがいるもんですからねぇ、涙腺にきますねぇ…)

今年の2年生はこれだけできるなら入団後「春のおどり」で桜の枝振らせて、ラインダンスするだけじゃもったいないなぁとすら思いました。群舞の場面とかで使ってほしい…

 

いつかもっともっと大きな舞台に彼女たちが出会えて活躍がみられますように。

どうか全員無事入団して、「夏のおどり」でお姿を拝見できますように!

ラインダンス、楽しみにしてます!

 

春のおどりを見た記憶 その2

「レビュー春のおどり

    第一部「ツクヨミ〜the moon〜」

    第二部「Victoria!」

 OSK日本歌劇団

(東京 新橋演舞場)

また3階席

今日もキレッキレに見切れる席

半分くらいしか見えないけど、いいの。

OSKの公演に行けるなら席なんかどこでもいいの(と本気で思ってる。アタシ狂ってるな…)

 

「観劇は冷静が大切」ということを学んだので今日は冷静に考えて書きたいと思います。

(狂ってる時点で冷静はきっとムリ…?)

 

第一部「ツクヨミ

大きなお月様(桐生のKと龍も!)が背景

蘇我入鹿

舞美りら、座ってるだけなのに重みがあってトップ娘役の名に恥じない芝居。

数々のヒロインをこなした経験値だよね〜

桐生入鹿が「わたしが〜やまと〜♪」って迫力満点で歌って強い…

中大兄皇子・登堂結斗と中臣鎌足・翼和希がデュエットで対抗(登堂くん頑張ってる!)。

中大兄と鎌足で入鹿に切りつけても入鹿無敵…もう自分から刺してもらうしか場の収まりようがない…

 

伊達政宗

「見ざる言わざる聞かざる(三猿・日光東照宮)「舞おうか、舞おうぞ」ってセリフ、出身地「栃木」「真岡(もおか)」にかけてる?

こちらの相手役?は愛瀬と華月。コミカルに軽快に。

朝香櫻子様の舞はさすが。

お国一座花道に登場、退団者由萌ななほが美しい…麗羅リコと87期コンビでいいね。

「二人政宗

あんなに可愛らしかったお国と梵天丸がこんなんなっちゃって…

ヘビメタで日舞〜なんかすごいもんみた感

これは、トップへ技の伝承式?ただじゃれあってるだけ?激しい愛の慟哭…なのかな?

愛っていろんな形があるんだな…師弟愛とか兄弟愛とかトップ&2番手愛とか

最後、政宗梵天丸、お国、3人の無言劇になんかホロリとさせられてしまった。

すがたかたちは政宗なんだけど、桐生さんの下級生への想いを垣間見た。麻耶おかあちゃん

堀部安兵衛

「みんな、やっさんが大好きなんだ!」

「あさや」のやっさんだよね。

高田馬場まで大疾走!大切な恩人の仇討ちを助太刀し大大円…のあとのキラキラ衣装の桐生さんはなんだか「こんなの着ちゃったよ〜てへぺろ」キメ顔しながら照れているように見えた。

黒の着流しがあれだけ似合う男役ってすごくない?型もキマッてまさに「唯一無二」で「規格外」(規格外ってなんだよ💢…と最初に思ったことがあったのは書き残しておく)

(桐生さんの堀部安兵衛を見ていたら「助六」を思い出し、海苔巻きが食べたくなりました。)

 

入鹿の白の衣装の背中に金の鳳凰の刺繍、

伊達政宗の着物のギラギラ(キンキラではない)

堀部安兵衛は黒。ふかーい黒。

松竹衣装の底力を見た。着物ならどんなものでもなんでもありそう。和物のためならなんだって作ってくれそう。

あんな派手な着物を着こなす桐生麻耶…

楊琳の衣装も今までOSKで見たことないほどの和物のギンギラギン(表現が昭和でごめん)…

着物…なんだけど和物界きっての派手派手衣装をこれまた着こなす楊琳…派手力がついてきたなぁ。(派手力ってなんだ派手力って)

意外と青天も似合ってた!

(真麻の青天以来の感動)

楊琳がトークショー(配信)で言っていた「銀色のレギンス」(和物だからパッチか?)がチラッと見えて満足。

 

作演出の尾上菊之丞先生、OSKでの初回作は端正なトップスター・高世麻央に「平家物語」で落ち着いた、それでいてドラマチックな和物のレビューを作ってくれた。

 

今回は素材が「唯一無二」で「規格外」な桐生麻耶だから「和物の限界チャレンジ!」ってとこか。

衣装も演出も和物の限界の実はその先…

歌劇(レビューショー)と日本舞踊のハイブリッドとでも言うか…下半身はは洋舞だけど上半身は日本舞踊の型(いやそんなよく知らんけど)

 

今回、脚本を担当してくれた戸部和久先生の言葉のチョイスにいちいち痺れていました。

わかりやすくて端正で美しく瑞々しい言葉の数々…座付き作家さん=言葉のプロが書き下ろすということはこういうことか…

日本人に生まれてそしてそれが受け取れる自分になってよかったと思いました。アタシの今までやってきたことはこれらを受け止めるためにあったのかも(誇大表現)とすら思えました。

他にも色々書きたいが「その3」かな…

 

冷静に書こうとして結局いつものハチャメチヤ文なのであった…

 

 

春のおどりを見た記憶 その1

「レビュー春のおどり

    第一部「ツクヨミ〜the moon〜」

    第二部「Victoria!」

 OSK日本歌劇団

(東京 新橋演舞場)

3階席で観劇。

まぁ見切れる見切れるったら!

(以前、新橋演舞場の3階席でいや〜な思い出あり)

花道どころかスッポンも見えない席でした。

でもね「Victoria!」の「劇団員マンション」はよーく見えました。下級生のお好きな方はその場面だけオススメの席です。

目があったような気すらしましたもん。

 

とにかく高見の見物なので、和物でも洋舞でもフォーメーションとか盆とセリは見えたから「こういう風にしてるのか!」の発見が多かった。

私にしては珍しくオペラグラスを持参したので、細かいチェックをしてみました。

新橋のみ出演の真織ひなはメイクが上手いな〜とか、花うららは背が高いとか、紫咲心那はホントに紫色の着物だ〜お衣装さんが気を遣ってくれたのか?とか、政宗の子ども時代の実花ももの芝居にグッときてホロリとさせられたり、単独せり上がり登場!お国の少女時代の唯城ありすは芝居上手い!恐ろしい子

 

舞台に近い席だと近いから興奮してぼーっと見て終わるところなのに、3階席だと遠いから意外と冷静に見られることがわかりました。

そうか、私に今まで足りなかったのは冷静さだったのか…

(自分の子どもは冷静に見られるんだけどなぁ…)

舞台最前列も見切れるような席だったので(アタシが小柄だからかな?)センターの上級生が見えないこともあり、後方で頑張ってる下級生に目が行きました。

舞台の後ろだと誰も見てないと思ってるかもしれないけど、見てる人は見てるからね〜

続き

空良怜澄と瀧登有真のお小姓かわいい〜小芝居が楽しそう

伊達政宗・桐生さんの着物、白地に金色で「KIRYU」って描いてある。愛だなあ

今回、最初何に驚いたかって、舞美りらの歌の向上でした。

(私がひとりで勝手に)手に汗握ってたからね…

りらちゃんが(そんなに音を外さずに)歌っている…こんなに心配せず見ていられるのは初めてではないかと…娘役序列一位に相応しい…なんか貫禄ついてきたなぁ!

などとつらつらと書き連ねてきましたが、本日はここまで!明日も観劇予定。

今日よりもっと見切れる席です!お楽しみに!

 

 

 

 

 

「レビュー春のおどり」円盤

 

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今年の「春のおどり」の円盤は無音・差し替えがなくてスバラシイ!!

(あまりの驚きにパソコンの画面見て泣いたの初めて…)

が、第一の感想です。

もっと映して欲しかった部分がないわけではないけど、例年と較べれば良い出来だと思います。

(「海人別荘」思い出せばなんだって許せる…)

今後もこのくらいでお願いします。

(誰に言ってるのだろう…?)