記憶の彼方になる前に

観ては忘れる観劇記録…

観劇はじめは「ON THE TOWN」

宝塚歌劇団 月組

「ON THE TOWN」(東京フォーラムC)

 

今年は観劇したら記録を残すぞ!

ということで…

 

珠城りょう、ありちゃん、おだちんのセーラー服に萌えました。

 

ストーリーは決まってるから仕方ないけど、濃厚な絡みもなくなかなか登場しないヒロイン…

新トップ娘役売り出し公演なのにいいのかな??

 

脇はみんな上手。大安定のナイスミドル輝月ゆうま、白雪さち花姉さんに歌わせておけば間違い無い(さち花姉さんだけ歌が異次元)随分年増女の上手い女役だなぁと思ったら蓮つかさ…

晴音アキの無駄遣い、娘役修行中天紫珠季があれだけ??と、思うといや他にもっと何かやりようが…ギギギ〜(ハンカチをくわえ嘆く音)

 

指揮が甲斐正人先生、ダイナミックなシンフォニック、バーンスタイン節が冴え渡ってました。

バーンスタイン生誕100周年イヤーだったから選んだ演目なのかしら?

月組生一丸となって頑張っていたけど、演出がなーんかとっちらかってた印象が…

 

 

これ、OSKでもっとコンパクトな劇場でみてみたかったなぁ…

上島雪夫先生演出で。

シンフォニックな生演奏は諦めるとして。配役は浮かぶの。笑。言わないけど。

きっとシンプルにちゃきっとオシャレにまとめてくださるに違いない。

 

 

2018年まとめ

ブログに書いてない作品多数…

(私の感想なんて自分で読んでも面白くもなんともないから余程気持ちが盛り上がらないと書かない)

 

今年は宝塚に関しては自らチケット取ったのは1回もありません…誘われたら行きます的観劇。故に2階B席多数…

 

「エリザ…」は東西チケットとれず、ライブビューイングも日程が合わず不観劇。残念…帝劇いけるかな?

 

OSKは「桜の会」に入ってるので自らチケットを取り、できるだけ友達を誘ってみています。桜の会のチケットには言いたいことがないわけではないんだけど、OSKがなくなったら嫌だから続けています。とにかくOSKには続いて欲しい。その気持ちだけです。

 

宝塚の作品でよかったのは「バッディ」

宝塚のショーのセオリーを守りつつ、今まで見たことないものを見せてくれた。

暗転のほとんどない、舞台上の同時多発がうれしい。オギー好きとしては別な人が使うとまた違うものができるってわかった。

(どうでもいいけど、バッディ見た後、OSKの「stormy weather」のDVDみちゃった)

今年の発見は宝塚 月組男役の風間柚乃

男役としてはちょっと小柄みたいだけど、勢いがあってよかった。最近のジェンヌさんからはあまり感じられないガツガツした芸への欲を感じる。そこがいい。

お父さんプロゴルファーなのね。こないだTVで見たけど、お姉さんの夏目雅子にも娘のおだちんにも似てる感じなし。

痩せれば似てるのかな?

 

一方OSKは真麻里都の退団公演がよかった。本歌取りが成功して本家よりよかった(そう思う証拠に、私は本家の「街灯に寄っかかって」の場面でいつも寝てしまうのだが、こっちでは寝なかった←大した証拠ではないか…)

これからOSKで若手公演で再演を重ねてほしい作品だと思いました。

(タップに関してはその時の主演者の得意技でいいのではないかと…)

真麻退団は大変惜しまれるが、そのあと退団者が出なかったところを見ると、劇団の経営的事情と本人の事情が一致した結果なのかな?と勝手に推測。そう考えるとあきらめもつく。

「もう男役はやらない」という発言もあり、潔さがカッコいい!

「OSKにいたおかげて社交的になった」という発言もダンスの好きな内気な少女の舞台人として大人の女性として成長した物語を感じました。

宝塚ではまずお目にかかれないダンサー・舞台人でした。

 

「Crystal passion」の白燕尾の場面からイヤ〜な予感がしていたのが当たってしまいました…またどこかで会えるといいな!(そんなひとことじゃ済まないけど)

 

OSKの発見は穂香めぐみちゃんかな〜

OSKらしい娘役さんになってきて頼もしい。

あと、柚咲ふうちゃん。最初芸名見たときは星組ファンか〜(゚ω゚)と思ったけど、最近OSKに馴染んできた気がします。どんな公演でもいい、そろそろヒロインやらせてください。根性ありそうよ。

 

OSKの宝塚化を嘆く人がいるけど、復活したOSKしか知らないのでなんとも言いようがない。宝塚がビジネスモデルとしていい見本なのなら真似をするしかないのかも?私はレビューが好きだけど、世の中はそうじゃない。ミュージカルを求めているんでしょう?SKDはそれが出来なくてなくなったんでしょう?だったらOSKがミュージカルを上演することには意味がある。ミュージカルがOSKが残る道になるならそうした方がいい、と思っています。

 

来年もボチボチ観劇する予定…

また新たな発見と出会いを求めて更年期でヨロヨロなんだけど(更年期っていつ終わるの?)劇場に足を運びたいと思います。

 

 

 

 

 

 

白い手

テキトーな観劇の私でもたまーーーーにごく稀に「演者の方と握手、もしくはハイタッチ」的なことになってしまうことがある。

 

(小声:実は舞台の上の人との握手ってあんまり好きではない…)

 

日々芸事に真剣に向かい合う修験者のような演者の方と手が触れる、、、「夕飯は毎度テキトーでいいや!」という私のような者ですよ…申し訳ない気持ちになり、どうもすみません…ごめんなさい的な卑屈というかネガティブ発想になってしまう。気が重くなる…

 

たまたま通路側の席で客席おりがあったりとかだと熱いステージに水を差すのは如何なものか?との思いからついハイタッチの手を挙げてしまうとか、「終演後は出演者のハイタッチでのお見送りがあります〜!」とか言われてハイタッチしないと劇場から出られない〜とか…

もう身体中の血の気が引く思い。

頑張ってる人に顔見られたらツラいのよ頑張ってない私はさ!

…勘弁してくれ…

 

長々書いてきたけど、結局握手なりハイタッチなりをする。そして気付く。。。

出演者の方々ってみーんな「手が冷たい」のよ。なんで?

私の手が暖かすぎるのかしら?

(手に汗かくタイプではない)

舞台のみなさんは歌ったり踊ったり大声で台詞言ったり階段降りたり大運動してるんだから身体が、ましてや指があったまりそうなもんだけどね〜

このことがいつも不思議でならない。

妙齢の女性に手が冷たいっていうのも失礼かな?と思うと不思議だけど聞けない。

夢の国のとなり

宝塚歌劇団  花組『Delight Holiday』

舞浜アンフィシアター

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夢の国のとなりに宝塚のショーを見に行ってきました。

明日海りおの体力で110分ノンストップショーができるか?余計な心配だったが、なーるほど、これなら納得。

「明日海りおをゆきちゃんちなつが超バックアップ!そして花組のゆかいな仲間たちもがんばるよ!」ってことになっていた。

体力は???だけど歌はバッチリ歌えるトップスター、喉が強いって素晴らしい。

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全席一律料金だったので、え?と思っていたのだが、半円状の客席で段差あり、どの席からも見やすい。これなら前の席の人の頭で見えなくなることもないね。ラスベガスでショーを観ている感じ。

(ラスベガス行ったことないけど…)

ひかるアイテムを使った盛り上げあり。宝塚メドレー、平成ヒットソングメドレーを全員で歌い継ぐとか「ディズニーメドレー」もあって、最後はお約束の?全員公演Tシャツとデニムで勢揃い。

ショーの合間にCMというかMCと言う名のインターバルはたまたブリッジを挟み、娘役の半纏トーク、若手を迎えてのトーク、、、そこにトップスターがいることは少なめ。フリートーク苦手そうだし体力温存しないといけないからか?

それでもトップは手押しのゴンドラに乗って歌うジャニーズ的演出でサービス。

 

明日海りおのエネルギッシュなステージ!と言うよりは「明日海りおが贈るサヨナラゆきちゃんそしてがんばる鳳月杏、城妃美怜」だったかなぁと…

 

会場がラスベガスっぽかったので、ご飯を食べないディナーショーっぽいのかな?と思っていましたが、コンサートでした。

企画力、衣装力、演出力のある宝塚ならでは楽しくて満腹っす。

 

 

メサーイアー!

MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』/『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』 

 

あんまりブログに書いてないけど、宝塚は師匠のお誘いとかチケットが降ってきたら(わかる人にはわかる)観ている。

最近はホントに自分から宝塚チケットを求めなくなってきた…みたい公演チケットは大抵取れないし、どーでもいいと思ってると何回も案内をもらったりする。

私に「おいで」と言ってくれたチケットでおとなしく観劇することにしている。

諸事情により花組宙組多めかな?

 

今日は師匠のお誘いで花組

 

芝居はセットが豪華〜だけど2階B席じゃキンキラキンの江戸城の天井はよくわからない。鳳月杏の嬉々としてやってる悪人芝居と瀬戸かずやの誠実な人芝居を堪能。

後半からゴスペル調「メサイア〜」合唱におののく。感動ミュージカルっぽい展開、盆を回し、セリを使い、大階段まで使ってみました的な構成に作者のこれからを感じさせました。

ショー。ウワサの水美舞斗を楽しみに行ったら、芝居は???だったものの(和物の所作は難しいよね…)、ショーは「全国ツアーお披露目公演〜ひとつよろしくね〜」みたいになっていた。いきなりポスターメンバーだもんね。

和物芝居ではちょっとロボットっぽい動きだったが、ショーでは水を得た魚🐟イキイキしている。

身体能力の高さを生かしたダンス(ハチとかウシとか)で今までのくすぶりを発散したかのよう。

も1人ウワサの舞空瞳は抜擢もあったのでよく見たけど意外と背が高く顔がちっさい。男役を選ぶタイプかも〜?

 

ショーのいろどりが「ANNA SUI」ぽくてデザインコラボでもしてるのかと思った。(そんなわけはない)

ビューテフルなガーデンだからお花をテーマにしたショーなのかしら?と思ったら特にそうでもなく…娘役のお衣装が花柄だから?(これまた遠いから最初は柄が分からなかった)

闘牛とか剣闘士とか出てくるし…ちゃんと根拠はあるらしいんだけど、タイトル通りにしてほしい…

「Super Voyager」とあんまり変わんないような?(3回も見てると覚えてるぞ!) ユズカとミナミが彩風と凪ショーに見えてしょうがない。

ユズカレイの謎の女装。脚はキレイだった。

舞台の上で男役が女役を押し倒す的な振り付けがあるのはいつもどうなのかと思う…生々しくてあまり好きではない。

あと、若手男役ユニット?みたいな韓流の曲を使ったりする景で観客を釣るノリノリ場面もそんなに好きではない。あーゆー場面でステキな男役を発見できた試しがない。

 

ユキちゃんの美脚に見とれ、花組のきっちり揃ったダンス、フォーメーションのキレイさに見とれていたら終わった…

 

宝塚は人がたくさん出てくるし、スタッフワークもキッチリしてるし、どんな作品でも見応えあるなぁ。

今回は芝居、ショーともに指揮者が西野淳先生だったので音楽は大満足。西野先生が振ると音楽がイキイキツヤツヤしてて気持ちがいい。

 

次は宙組2回見る予定。

和物ショー好きだからうれしい。