私が読んだことのある唯一のカズオ・イシグロ作品。
ノーベル賞ですって〜
小説を読んで面白かったので、映画化(アメリカ映画・キャリー=マリガン主演)されたのを観に行った。
蜷川幸雄演出で舞台になったのも観に行った。
上演時間4時間。主演・多部未華子。蜷川演出の芝居は上演時間が長いということをその時知った…。
その後、TBSテレビでドラマ化(綾瀬はるか主演)されたのも全部見た。
この小説は一見そうは見えないけど実はSF小説。
という事に気付かないまま読み進めていっても全く不自然さを感じられない、そのくらい作品の中の世界がしっかりと構築されている。
小説って人が作りだした「ウソ」なのが透けて見えちゃうのがどうも苦手だったりするんだけど、この作品には作り物の「ゆがみ」が感じられず、登場人物達と立場も考え方も違うのに感情移入できる。
当時小説にどハマりして映画、舞台、ドラマと全部観た。
ノーベル賞記念にブログにしてみた。